格安SIM達人が伝授するよ:格安SIMの乗り換え手順!
はじめに
格安スマホに乗り換えることでスマートフォンの通信料を大きく下げることができます。しかし、今までスマートフォンを乗り換えたことがない人にとってはどのようにすればよくわからないと思います。
慣れるととても簡単で短時間ですべての契約を終わらせることができることが出来るような内容です。格安SIMの各社も乗り換え手順の簡素化を進めている為、知識さえあれば誰でも簡単にできます!
本記事では、乗り換え手順をシンプルでわかりやすいステップに分けて紹介します。このガイドを参考に格安SIMへぜひ乗り換えてみましょう!
格安SIMの契約方法
格安SIMを契約するときは、主に2通りの方法があります。
- 新規契約
電話番号が新たに発行される
キャンペーンの適用対象とならないことが多い - 乗り換え契約
電話番号を引き継ぐことができる
キャンペーン対象となることが多い
基本的に電話番号は引き継いだ方がお得で、電話番号をそのまま使えるので今までと変わらず生活ができるため「乗り換え契約」を行うことが一般的です。
ただし「乗り換え契約」の場合、電話番号を引き継ぐための手順がひとつ追加されるため少しややこしいです。これにより乗り換えを挫折してしまう人が出てきてしまっていると思います。本手順では一般的な契約の流れをシンプルに説明しますのでぜひ理解して格安SIMへの乗り換えにチャレンジしてみてください。
乗り換え手順
現在利用しているサービスの一か月あたりのデータ通信の利用量を確認してください。このデータ通信の利用量から格安SIMのプランを判断することになります。
どこの会社でも自身のマイページから確認することができます。
現在利用しているサービスでMNP予約番号を発行します。乗り換え契約の場合は必ず必要になる番号のため乗り換え先の格安SIMが決まった段階で発行の手続きをしましょう。各社から発行手続きの案内ぺージが公開されているため、そちらを参考にMNP予約番号を取得してください。
電話や対面などで発行することが出来ますが断然Webから発行することをおすすめします。なぜならば電話や対面の場合時間がかかります。(たまに引き留めに遭うこともあります)発行だけならば5分もかからないのでWebからさくっと済ませてしまいましょう。
本ブログなどを参考に自分にあった格安SIMを選択しましょう。
選択した格安SIMから乗り換えの申込を行います。一般的に申し込みの流れは以下のようになります。
- 端末購入 or 現在の端末を利用 の選択
- SIMカード の選択
標準SIM or microSIM or nanoSIM or eSIM
※標準SIM or microSIM or nanoSIMは現物
eSIMはデータコード(ダウンロードするだけ) - プラン の選択
データ通信 or データ通信+音声通話 の選択
通信量 の選択
オプション の選択 など - MNP予約番号 の入力
- 支払い設定、本人確認 の実施
データ通信のみの契約の場合は電話が通じない契約となるため基本は「データ通信+音声通話」の契約となります。デュアルSIMの場合やデータ通信のみとわかって契約するとき以外は「音声通話」の契約プランを選ぶようにしましょう。
また現在の端末を使いまわす場合、以下を行っておく必要があります。
- SIMロックが解除されているかを確認する
- 利用できるSIMカードを確認する(iPhoneの場合はnanoSIM、最近の機種だと加えてeSIMが使えます)
なおeSIMの場合、格安SIMの会社からSIMカードが送られてくるまで待たずにすぐに開通作業を行えるため慣れてくるとeSIMを選ぶと乗り換えが楽になります。端末にカードを指す手間も必要がないため自身のスマホがeSIM対応であればeSIMがおすすめです。最近の機種はだいたいeSIMに対応していると思います。
格安SIMの会社で申込内容の審査があります。早ければ当日、だいたいは数日以内、時間がかかったとしても1週間以内に終わることが大半です。
格安SIMの案内に従って開通作業を行います。開通作業の手順は各社バラバラなのでしっかりと案内を読んで進めましょう。
なお開通作業を行うと昔の会社のサービスはちょうどそこで終了となり自動で解約となります。月末に乗り換えを狙う人は開通作業が月内に終わらないといけないため注意してください。
またMNP予約番号には期限が決まっておりこの期限内に開通作業まで終わらせる必要があるため注意してください。
STEP1-3までは一日で終わらせることができます。しかしSTEP4で先方の審査待ちとなるため少し待つ必要があります。最近ですと平日の昼間に申し込みをすれば当日中に完了してくれる会社も出てきていますが少し待つことになると思っていた方が良いでしょう。
SETP5の開通作業はMNP予約番号の期限の関係上すぐに行った方が良いです。後回しにすると余計な手間がかかりますので気を付けて下さい。
MNPで乗り換える際の重要なポイント
MNP(モバイルナンバーポータビリティ)予約番号は前述のとおり電話番号を継続して利用する場合必要となる番号です。このおかげで電話番号を引き継ぎながら回線契約を変更することができるようになりました。MNP自体は2006年から使えるようになりましたが格安SIMの会社が出来始めてから利用が進んだように思います。
乗り換え時に必須となるMNP予約番号ですが以下の2点に特に注意する必要があります。
- 現在利用しているサービスでしかMNP予約番号は発行できない
乗り換え先の格安SIMが発行してくれるものではなく、自身の手で現在利用しているサービスへMNP予約番号の発行の申し込みを行う必要があります。 - MNP予約番号には期限がある
一定期間(通常は15日から30日)の有効期限が設けられています。 - MNP予約番号の期限内に乗り換え先の開通作業まで終わらせる必要がある
MNP予約番号は乗り換え先に申し込みをした段階で終わりではなく開通作業まで終わらせて乗り換えが完了となります。期限を見誤らないように注意しましょう。
予めどのように乗り換えを行うのか、全体の手順を知っているだけで乗り換えのハードルは下がります。特にMNP予約番号の仕組みは、格安SIMの申し込むときに初めて知ると途端に難しく感じてしまうためこの内容を理解してぜひ乗り換えに臨んでみてください!
自分に合った格安SIM選び方
自分に合った格安SIMを選ぶ際に考慮すべきポイントはいくつかあります。
- 料金プラン
格安SIMの最大の魅力は、その名の通り料金が安いことです。しかし、安さだけでなく、自分の使い方に合ったデータ容量や通話オプションを含むプランを選ぶことが重要です。例えば、動画をよく見る方は大容量プラン、通話をよくする方は通話放題オプションがあるプランがおすすめです。 - 通信速度
安い料金で大容量のデータを提供していても、エリアが狭い、または通信速度が遅いと不便です。実際に使ってみたユーザーの口コミや、公式情報での平均速度、基地局の分布などを確認しましょう。特に自宅や職場、よく行くエリアでの接続状況を重視すると良いでしょう。 - サポート体制
MVNOや格安SIMの会社の中には、公式サイトでの情報提供が充実しているところもあれば、店舗で直接相談できるところもあります。自分が不安を感じたときに、適切なサポートを受けられるかも選択の重要なポイントです。例えば、設定やトラブル時に簡単にサポートを受けられるか、オンラインのみならず店頭での対応があるかなどを確認しましょう。 - 契約のしやすさ
格安SIMは一般的に店頭ではなくオンラインで申し込むことになります。そのため申込時に自身で完結できるように公式サイトが必要な情報をわかりやすく載せているかも重要なポイントです。
格安SIMは、以前と比べて大手キャリアと比較しても遜色ない品質のサービスを提供するようになりました。家族や個人の使用状況に合わせて選ぶことで、より経済的で満足度の高いモバイルライフを実現できます。自分のライフスタイルに合わせて、これらのポイントを参考にしながら最適な格安SIMを見つけてみてください!
まとめ
格安SIMに乗り換えるまでの一般的な全体的な流れと注意点、ポイントを解説しました。こちらの内容を知っているだけで乗り換えのハードルは圧倒的に下がると思います。ぜひこちらの情報を参考に乗り換えにチャレンジしてみてください!
また、初心者におすすめの格安スマホランキング記事も公開しています。初めて格安スマホに乗り換えたいと思っているけどどう選べばわからないといった方はぜひ読んでみて下さい!