格安SIMを知る
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格安スマホと普通のスマホの違いを解説します。

イケモト
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はじめに

格安スマホとはなんでしょう。なんとなく「格安」と名前についているので乗り換えれば安くなることはわかるけど普通のスマホと何が違うのかよくわからないと思っている方が多いのではないでしょうか。

結論を言ってしまうと、名前の通り大手キャリアよりも安く契約できる通信サービスのことを格安スマホといいます

しかし、なぜ格安スマホは大手キャリアよりも安いのでしょうか。安い理由がわからないとその本通信速度が遅かったり他の部分が劣っているのではないかと不安に感じるものです。
この記事では格安スマホと通常のスマホの主要な違いに焦点を当て、以下の内容で普通のスマホは何が違うのかを解説します。

  • 格安スマホとは何か
  • 格安スマホはなぜ安いのか
  • 格安スマホと普通のスマホの通信速度の違い
  • 普通のスマホと通信速度が変わらないおすすめの格安スマホ

ぜひこの記事を読み、なぜ格安スマホは安いのか、その疑問を解消し格安スマホへの乗り換えの第一歩を踏み出していただければ幸いです。

格安スマホとは何か

そもそも格安スマホとはなんでしょうか。別に格安SIMと呼ばれていたりもします。
明確に定義は決まっていないためSIMNAVIでは格安スマホのことを以下のように定めたいと思います。
※もともとMVNOのことを指していましたがMNOも安価なプランをリリースしているため格安スマホ=MVNOとは言えなくなりました

  • 格安スマホ(格安SIM)とは
    大手キャリア(docomo、au、softbank)のサービスより安く契約できる(約5,000円以下)のスマートフォンの通信サービスのこと
  • 普通のスマホとは
    大手キャリア(docomo、au、softbank)のスマートフォンの通信サービスのこと
    ※ただし、ahamo、povo、LINEMOなど大手キャリアの格安サービスは除く

格安スマホでは、通信データ量にもよりますが月々500円から3,000円程度で契約することができます。現在、普通のスマホ(大手キャリア)を利用している場合は、格安スマホに乗り換えるとほぼ確実に安くなります。そのため普通のスマホ(大手キャリア)よりも安い通信サービスのことを格安スマホと呼びたいと思います。

格安スマホはなぜ安いのか

格安スマホは数々の技術革新や企業努力により今では非常に安く通信サービスを各社提供しています。この安さを実現するための理由は以下が挙げられます。

格安スマホが安い理由

  1. 通信回線をレンタル(大手キャリアの格安サービスは除く)
  2. プランがシンプル
  3. 店舗が存在しない
  4. 広告の削減
  5. 乗り換えの簡易化(MNPの活用によるユーザー流入の増加)

通信回線をレンタル(MVNO)

大手キャリア以外の格安スマホ会社は、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)です。MVNOは、大手キャリアの通信回線をレンタルし、自社でインフラを持たない事業者のことをいいます。レンタル料を大手キャリアに支払う必要がありますが自社設備を持たないため経費を大きく削減できます。

その結果として料金を安く抑えることができます。
一方で通信回線を貸す大手キャリアはその回線の太さをコントロールできるため一般的にMVNOは大手キャリアと比較すると通信が遅くなることが多いです。
※それで最近は技術向上のおかげで遅いと感じることは減りました。

またMVNOに通信回線を貸す大手キャリアのことをMNO(Mobile Network Operator)といい、日本では「docomo」「au」「softbank」そして最近新たにjキャリア事業に参入した「楽天モバイル」の4社のことを指します。

格安スマホが安い理由

大手キャリアの通信回線をレンタルしているため自社設備が不要となりコストを削減

プランがシンプル

一般的に格安スマホは料金プランがシンプルでわかりやすく設定されています。必要以上の機能やサービスやオプションを排除し基本的な使い方に特化しているためコストを下げることができています。
要は手間を省いているということになります。

格安スマホが安い理由

プランをシンプルにすることで格安スマホの会社内の業務コストを削減

店舗が存在しない

格安スマホはオンライン上で販売することで店舗のテナント料や人件費を削減し、コストを削減しています。

一方でやはりオンライン販売のみとしていても契約者の増加が鈍化しているのか、家電量販店の窓口を借りるなどして小規模の契約窓口のみ設けるような格安スマホも増えてきました。少なくとも何か工夫をして店舗に係る費用を削減しています。

格安スマホが安い理由

オンライン販売専門とすることで店舗運営費や人件費を削減

広告の削減

格安スマホは広告を減らし経費を削減しています。みなさんご存知の格安スマホはどのくらいあるでしょうか。おそらくそこまで多くないのではないかと思います。自分で契約しようと思って調べないと知る機会はないと思います。
大手キャリアのサブブランドや大手キャリアが運営しているような格安スマホ(irumo、UQ mobile、Y!mobile)はまだテレビCMで広告しているため知名度はありますがそれ以外の格安スマホの知名度はまだ高くないものが多いです。

格安スマホが安い理由

広告費を削減

乗り換えの簡易化

昔と比べMNP(Mobile Number Portability)の仕組みを活用することで電話番号を引き継ぐことができるため、通信サービスの乗り換えが格段に行いやすくなりました。
これにより一定のユーザー数の確保が見込めるため新規ユーザーの獲得コストを削減し、低料金を実現しています。

格安スマホが安い理由

乗り換えを容易にしてユーザーを獲得できるから

格安スマホと普通のスマホの通信速度の違い

格安スマホと普通のスマホ(大手キャリア)の通信速度は、契約する格安スマホ会社によって異なりますが一般的に格安スマホは通信速度が遅い、普通のスマホ(大手キャリア)は早い、です。

その理由は大手キャリアの通信回線をレンタルしており、契約で決められた通信量までしか流すことが出来ず混雑によって通信億度が制限されてしまうためです。

では格安スマホはどのくらい通信速度が遅いのでしょうか。
大手キャリアが公開している情報と格安スマホの通信速度の調査結果(参考:MMD研究所)を比較すると、大手キャリアの方が約50倍~10倍も格安スマホよりも通信速度は速いです。
しかしこの通信速度調査結果はあまりあてになりません
なぜならば通信速度調査する場所、時間帯によって通信速度は大きく変わります。大手キャリアの一番通信速度が速い場所・時間と遅い場所・時間で通信速度を比較すると10倍~20倍も差が生まれます。そのため自分たちの都合の良い数字を切り取ることでいくらでも操作することができてしまいます。

では実際に格安スマホを使っているとどのような場所・時間で通信速度を遅いと感じるのでしょか。格安スマホの通信速度が遅いと感じるような場所・時間は以下です。

通信速度が遅い場所・時間
  • 12:00-13:00のお昼の時間帯
  • 基地局の少ない場所(山の中や孤島)
  • 壁の厚い建物の中や地下

私は過去6社も格安スマホを乗り換えていますが、ちょっと遅いなと感じることはたまにあったとしても、遅くストレスを感じるようなときは上記の場所・時間に該当します。
6社全て普通に使用する分には全く問題ありませんでした。
※個人の感想です

普通のスマホと通信速度が変わらない
おすすめの格安スマホ

とはいってもやはり通信速度が少しでも遅くなるのは気になる、という方向けに普通のスマホ(大手キャリア)と通信速度が変わらないおすすめの格安スマホを紹介します。

格安スマホなのに通信速度が変わらないなんてことがあるのか疑問に感じる方もいるかもしれません。
格安スマホの通信速度が遅い原因は、通信回線をレンタルしているためです。つまり通信回線をレンタルしていない大手キャリアが運営している格安スマホを選択すれば通信速度は大手キャリアと変わりません。

大手キャリアが運営している格安スマホ

  • docomoが運営:ahamo、irumo
  • auが運営:povo、UQ mobile
  • softbankが運営:LINEMO、Y!mobile
大手キャリアが運営している格安スマホおすすめNo.1

LINEMO

この大手キャリアが運営している格安スマホで一番のおすすめはLINEMOです。
理由は大きく2つです。
まず大手キャリアが運営している格安スマホの中で一番コスパが良いです。次に契約が非常にしやすいです。私もLINEMOを契約したことがあるのですが、今まで契約した格安スマホの中で一番契約しやすかったです。また加えて契約時の手数料、解約手数料がかかりません。そのためお試しで契約するには一番最適です。

大手キャリアが運営している格安スマホおすすめNo.2

ahamo

ahamo

次におすすめの格安スマホはahamoです。
LINEMOと比べるとコスパは若干悪く、プランも20GB、100GBの二つのみと選びにくさはありますが非常に優れている点がひとつあり、それは国内通話料金が5分まで無料というオプションがデフォルトで付属しています。格安スマホは通常通話料金が別にかかり、電話する方は意外とお金がかかってしまいます。それをこのオプションでカバーできるためデータ通信も通話も良く行うのであればおすすめの格安スマホです。

こちらの記事でahamoの詳細を解説しています。ぜひあわせて読んでみてください。

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まとめ

この記事では格安スマホと普通のスマホの違いを解説しました。

普通のスマホと格安スマホの違いは、通信サービスの値段の違いです。普通のスマホ(大手キャリア)よりも安く契約できる通信サービスのことを格安スマホといいます
では、なぜ格安スマホは普通のスマホよりも安くできるのか?その理由は、通信回線をレンタルしたり、営業活動における固定費の削減を行っているためです。

格安スマホは通信回線をレンタルしており、それにより通信速度が普通のスマホよりも遅いです。特に、お昼の時間帯や電波の通りにくいところで通信速度が遅いと感じます。

しかし普通のスマホと通信速度が変わらない格安スマホもありその中でも以下2つのサービスがおすすめです。

普通のスマホと通信速度が変わらないおすすめの格安スマホ

  • LINEMO
  • ahamo


なぜ格安スマホは安くサービスを提供できているのかを理解できると使ってみても良いかもと思えると思います。特にデメリットと言われている通信速度も影響しないような格安スマホも上記で紹介したとおりありますのでぜひ乗り換えてみてください。意外に簡単に乗り換えられた!今までと特に変わらなかった!ということに気付いてもらえるかと思います。

またこちらの記事では格安スマホのメリットとデメリットも紹介しています。是非合わせて読んでみてください。

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また、初心者におすすめの格安スマホランキング記事も公開しています。初めて格安スマホに乗り換えたいと思っているけどどう選べばわからないといった方はぜひ読んでみて下さい!

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