格安SIMを選ぶ
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【格安SIM教えます。】本当におすすめの格安SIMはコレ!データ通信量別のNo1と選び方を教えます。

イケモト
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

どの格安SIMを選べばよいのか悩んでいる人向けに格安SIMを全力でわかりやすく解説します

この記事では2016年から格安SIMを使い始め、6社も使い歩いた格安SIM専門家が実際の体験と評価付けを元に、通信量別に本当におすすめの格安SIMと格安SIMの選び方を紹介します。

初めて格安SIMを使った時の申込完了メールです
y.u mobileの前身のU-mobileを初めて使いました

どの格安SIMにしようか悩み色々調べた方は「なかなかコレだと思える格安SIMがわからない」と思うことはないでしょうか。
それは当然で格安SIMはそれぞれ様々な特徴があり、比較することが非常に難しいです。
そのため全て一律に横に並べて単純に比較しただけのすでにある格安SIMランキングや評価というものは参考になりません

なぜなら、格安SIMは使う人の使い方や環境によって選ぶべき格安SIMが変わるからです。
万人に、ぴったりと当てはまるような格安SIMは存在しません。
そのためまずは、自身の格安SIMの使い方、重視したい機能、格安SIMの特徴・メリットデメリットを理解することが非常に大事になってきます。

とはいえ、昨今では似たようなプランが多いため判断に迷うと思います。

そこでまずは、冒頭で自信をもっておすすめできる格安SIMを6つ紹介します。迷ったらまずここからご検討いただくと間違いがないと思います。

私の専門知識をすべてこの記事に集約したと言っても過言ではないほどに徹底的に格安SIMについて解説しました!格安SIMについてよくわからないと感じている方はぜひ最後まで読んでください!

この記事の著者

名前 / Name  
イケモト(格安SIM専門家)
実績 / Achievements
2016年から格安SIMを利用しておりすでに6社の乗り換えを経験。キャンペーンを活用してここ数年はスマートフォンの通信料を実質無料で使っている。ネットワークエンジニアの経歴もあり、通信を専門としている。

【結論】データ通信量別のNo.1はコレ!超おすすめ格安SIM6選

数々の格安SIMを徹底調査し比較した当サイトが、特にコスパが優れていると思った格安SIMをデータ通信量ごと(1GB~無制限)に先にご紹介します。

なおこちらの紹介は音声通話込みのプランの紹介です。
データ通信と音声通信の違いについてはこちらでご紹介してます。気になった方はどうぞ!

格安SIM専門家
格安SIM専門家

どの格安SIMも良い点がありひとつに絞ることが難しかったですが厳選しました。

【格安】1GBのおすすめNo.1はコレ

日本通信SIM シングル290プラン

【10秒でわかる!】この格安SIMの特徴

  • 1GB帯の高コストパフォーマンス
  • 通話料が30秒あたり11円(大手キャリアの半額)
  • かけ放題オプションを付けることが可能
  • 高コスパのかわりにキャンペーンがない

日本通信SIMの通信速度(※平均値・下り速度)

データ参考元:「みんなのネット回線速度」より直近3か月データ(2024年2月25日時点)

こんな人におすすめ

  • とにかく低料金でスマートフォンを利用したい
  • 外出時にデータ通信を利用しない
  • サブ回線を用意しておきたい
格安SIM名日本通信SIM
プラン名シングル290プラン
データ通信量1GB
月額料金(税込み)290

【コスパ抜群】3GBのおすすめNo.1はコレ

LINEMO ミニプラン

【10秒でわかる!】この格安SIMの特徴

  • 通信品質で考えるとトップレベルのコストパフォーマンス
  • 通信品質と料金のバランスが良い
  • MNOとしてsoftbank回線を使用しているためつながりやすい
  • 契約手数料・解約手数料が無料で乗り換えやすい

LINEMOの通信速度(※平均値・下り速度)

データ参考元:「みんなのネット回線速度」より直近3か月データ(2024年2月25日時点)

こんな人におすすめ

  • 試しに格安SIMを使ってみたい
  • 大手キャリア回線の通信品質のまま格安SIMを使いたい
  • 通信速度に妥協したくない
  • 外出中のお昼時(12時-13時)もスマートフォンをよく利用する
格安SIM名LINEMO
プラン名ミニプラン
データ通信量3GB
月額料金(税込み)990

【コスパ最強】5GBのおすすめNo.1はコレ

IIJmio 5ギガプラン

【10秒でわかる!】この格安SIMの特徴

  • キャンペーンで端末を安く購入することが可能(ほぼ毎月実施)
  • 5GB帯の高コストパフォーマンス
  • 翌月末までデータ繰り越し・データシェアなどの基本オプションが充実

IIJmioの通信速度(※平均値・下り速度)

データ参考元:「みんなのネット回線速度」より直近3か月データ(2024年2月25日時点)

こんな人におすすめ

  • 回線の乗り換えと同時に新しい端末が欲しい
  • 家族で契約を検討している
  • 3GBでは足りず10GBでは多すぎる
格安SIM名IIJmio
プラン名5ギガプラン
データ通信量5GB
月額料金(税込み)990
IIJmioのギガプランってお得?メリット・デメリット7選!
IIJmioのギガプランってお得?メリット・デメリット7選!

【万能な使い勝手】10GBのおすすめNo.1はコレ

日本通信SIM みんなのプラン

【10秒でわかる!】この格安SIMの特徴

  • 10GBの最強プラン
  • ひと月70分の通話料無料 or 1回5分までの通話無料が標準搭載
  • 通話料が30秒あたり11円(大手キャリアの半額)
  • 高コスパのかわりにキャンペーンがない

日本通信SIMの通信速度(※平均値・下り速度)

データ参考元:「みんなのネット回線速度」より直近3か月データ(2024年2月25日時点)

こんな人におすすめ

  • データ通信も通話もよくする
  • 無駄なオプションが不要な人
格安SIM名日本通信SIM
プラン名みんなのプラン
データ通信量10GB
月額料金(税込み)1,390

【間違いないサービス】20GBのおすすめNo.1はコレ

ahamo
ahamo

【10秒でわかる!】この格安SIMの特徴

  • トップレベルのコストパフォーマンス
  • MNOとしてドコモ回線を使用しているためつながりやすい
  • 1回5分までの通話無料が標準搭載
  • 契約手数料・解約手数料が無料で乗り換えやすい

ahamoの通信速度(※平均値・下り速度)

データ参考元:「みんなのネット回線速度」より直近3か月データ(2024年2月25日時点)

こんな人におすすめ

  • 大手キャリア回線の通信品質のまま格安SIMを使いたい
  • 通信速度に妥協したくない
  • 外出中のお昼時(12時-13時)もスマートフォンをよく利用する
  • 電話をよくかける
  • 外出時にデータ通信をよく利用する
格安SIM名ahamo
プラン名
データ通信量20GB
月額料金(税込み)2,970
【格安SIM教えます。】本当におすすめの格安SIMはコレ!データ通信量別のNo1と選び方を教えます。
【格安SIM教えます。】本当におすすめの格安SIMはコレ!データ通信量別のNo1と選び方を教えます。
公式サイトはこちら

【ストレスフリー】無制限のおすすめNo.1はコレ

mineo マイそく プレミアム(最大3Mbps)
mineo(マイネオ)

【10秒でわかる!】この格安SIMの特徴

  • データ通信無制限の最強コスパプラン
  • 3Mbpsの速度制限+お昼の時間帯に32kbpsの速度制限
  • オプション(+198)で24時間mineo通常速度で利用可能

mineoの通信速度(※平均値・下り速度)

SIMNAVIによるWeb上の口コミ調査をもとに作成

こんな人におすすめ

  • 家にインターネット回線を引いていない
  • たくさんデータ通信を使う
  • 外出時の昼の時間帯にデータ通信を利用しない
  • お昼にスマホを使わない
  • 必要最低限の通信速度のみで問題ない
格安SIM名mineom
プラン名マイそく プレミアム(最大3Mbps)
データ通信量無制限
月額料金(税込み)2,200

それでは以下より、格安SIMの特徴、選び方などを詳しくご紹介します。

格安SIMを選ぶ上で絶対に知っておきたいポイント6選

はじめて格安SIMに乗り換えるときは、格安SIMにしてしまって大丈夫だろうか?後悔しないかな?
と不安に感じると思います。なぜならば格安SIMは、すでに名前に格安とついているため、「格安=品質が悪い」と自然と感じてしまうからです。

しかし近年の格安SIMはびっくりするくらい品質が良くなってきています
その理由を、格安SIMを選ぶ時のポイントとあわせて詳しくご紹介します!

格安SIMに乗り換える前にまず知っておきたいポイントは以下の6点です。

MNOとMVNOの違い

格安SIMを選ぶ上でまず知っておくべきことはMNOとMVNOです。

  • MNOとは
    MNOとは、「Mobile Network Operator(モバイルネットワークオペレーター)」の略称です。
    もっとわかりやすく言うと通信事業者のことです。
    日本では主に4社「ドコモ」「au」「ソフトバンク」「楽天モバイル」のことを言います。
  • MVNOとは
    MVNOとは、「Mobile Virtual Network Operator(モバイルバーチャルネットワークオペレーター)」の略称です。
    わかりやすくいうとMNOからネットワーク回線をレンタルしている事業者のことです。
    つまりMVNOと呼ばれる事業者(主にmineo、日本通信SIM、IIJmioなど)はMNOの中でも3社「ドコモ」「au」「ソフトバンク」からネットワーク設備を借りて通信サービスを提供しています。

MNOの特徴

  • 自身の設備のネットワークを使っているため、通信速度が速くてつながりやすい
  • 自身で通信設備を用意・維持しなければならずコストがかかるため、料金が高い

MVNOの特徴

  • 自身で設備を用意する必要がないため、料金が安い
  • ネットワークはレンタルしているため、混雑時は遅延するなど制約があり通信速度が遅いときがある

MNOとMVNOの図解

MNOとMVNOによる格安SIMの分類

MNOが運営している格安SIMか、MVNOが運営している格安SIMかで通信速度と料金が大きく変わります!自分はまず安さを重視するか、通信速度を重視するかを選ぶとおのずと選ぶべき格安SIMが見えてきます。

回線(ドコモ/au/ソフトバンク)の違い

MNOの場合は、その自身の回線のみしか使えませんが、MVNOの場合は回線をレンタルしているため、回線を選ぶことが出来る場合があります。
俗にいう「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」のことです。
※楽天モバイルはまだMVNOへネットワーク回線のレンタルを始めていません。(法人向けに一部開始しています)

この回線の主な違いは、以下の2つです。

回線による違い

  • SIMロックにより利用できる回線が制限されている
  • 回線によって通信エリアが異なる

SIMロックにより利用できる回線が制限されている

※2021年10月1日以降に端末を購入した場合はSIMロックはかかっていません!
SIMロックがかかっていない場合は、本項目をスキップしてしまって大丈夫です。

もし2021年10月1日より前にキャリアで端末を購入した場合はSIMロックがかけられている可能性があります。

以下の手順で簡単にSIMロックがかけられているか確認できます。

SIMロックの確認方法

  • iPhoneの場合:「設定」-「一般」-「情報」に進み、「SIMロック」に「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロック解除ができています
  • Androidまたはそれ以外の端末の場合:iPhone以外の場合はすぐに確認することができないため、利用している各キャリアのページで確認してください。
    下部に記載している「SIMロック解除の手続き先」で確認できます。

SIMロックがかかっている場合、端末を購入したキャリアに該当する回線を選択する、もしくはSIMロックの解除の手続きをする必要があります。

SIMロックの解除は無料で店舗に行く必要もなくWebから行えますので、今後格安SIMを利用する場合はぜひ早いうちからSIMロックを解除してしまいましょう。
SIMロックを解除することで自由に格安SIMを乗り換えることが出来るようになりますよ!

現在SIMロックは法律で禁止されています

2021年8月に改正された「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」で、2021年10月1日以降に新しく販売されるスマホにSIMロックを設定することが禁止されました。

SIMロック解除の手続き先

  • ドコモのSIMロック解除の申し込みはこちら
  • auのSIMロック解除の申し込みはこちら
  • ソフトバンクのSIMロック解除の申し込みはこちら
  • 楽天モバイルで購入した製品はすべてSIMフリー製品のためSIMロック解除の必要はありません
格安SIM専門家
格安SIM専門家

SIMロック解除をすることで自由に格安SIMを使えるようになります!まだ解除していない人はぜひ解除しましょう!

回線によって通信エリアが異なる

回線によって通信エリアが異なります。つまり回線によって場所ごとにつながりやすさが異なります

通信エリアはそれぞれキャリアの公式ウェブサイトから確認することができます。
気になる方は事前に確認してみると良いでしょう。

通信エリアの確認

  • ドコモ回線の通信エリアはこちら
  • au回線の通信エリアはこちら
  • ソフトバンク回線の通信エリアはこちら

ただ、4Gの人口カバー率を見るとそこまで大きな違いはありません。そのためMVNOの格安SIMを契約するときに回線で迷った時はお好みで問題ありません。

しかし基地局数では以下のようになります。

キャリア4Gの基地局数5Gの基地局数
ドコモ259,53619,176
au196,10118,041
ソフトバンク171,94039,051
データ参考元:総務省「令和4年度携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果の概要」

4Gの基地局数でみるとドコモが圧倒的に多く、離島や山間部では比較的ドコモがつながりやすいと言えそうです。
また5Gの基地局はソフトバンクが力を入れていることがわかるため、今後5Gに期待しているのであればソフトバンクもよさそうです。
しかし、ドコモ、au、ソフトバンクはすでにいずれも十分な基地局を有しており、基本的に差はないと考えてしまって問題ありません。

SIMロックはすでに解除されている(かかっていない)場合で、回線選びに迷った際は単純にお好みで選んでしまって大丈夫です。

通信速度の考え方

格安SIMにいざ乗り換えるとなると、通信速度が遅くなるのではないか?と誰もが気になると思います。
ご安心ください!結論から言うと、最近の格安SIMはどれを選んだとしても遅くて使い物にならない!ということはありません。

MNOのキャリアの場合、通信速度が遅いと感じることはありません。(私は一度もありませんでした)
しかし、MVNOのキャリアの場合のみ以下の条件で通信を遅いと感じるときがあります。この条件でデータ通信を行うか、行わないか、データ通信を行ったとしても多少の遅さを許容できるか、によって通信速度の選び方が変わります。

MVNOを利用していて通信速度が遅いと感じるとき

  • お昼(12:00-13:00)の時間帯
  • 電波の届きにくい場所(地下、ビルの奥)

※筆者の今までの経験における体感です

そしてどのくらい遅くなるのか?は住んでる場所や普段使う時間帯によっても変わるためまずは試して使ってみる、ことをおすすめします!!

格安SIMは簡単に乗り換えられることも大きなメリットです。MVNOのキャリアを試しに使ってみてやはり遅くて使いずらい、ということであればすぐにMNOのキャリアに乗り換えることができます。まずは試してみると良いでしょう!

格安SIMの下り平均速度ランキング

しかし、たくさんある格安SIMのうちどこが一番早いのか気になると思います。SIMNAVIでは客観的なデータ※をもとにどの格安SIMが一番速いのかを一覧にまとめました。
※データ引用元:「みんなのネット回線速度」より直近3か月データ(2024年2月25日時点)

このランキングは下りの通信速度の1日の平均値でランキングにしています。下の表を見ていただくとわかりますが、MNOが運営しているキャリアは順位が上に、MVNOが運営しているキャリアは順位が下になっているのがわかるかと思います。

順位格安SIM名平均夕方深夜データ件数
1楽天モバイル132.58Mbps210.18Mbps103.87Mbps115.21Mbps108.71Mbps92.40Mbps6,808
2UQ mobile108.74Mbps158.50Mbps88.21Mbps96.36Mbps97.11Mbps99.35Mbps1,533
3povo103.88Mbps94.50Mbps67.11Mbps117.56Mbps78.70Mbps100.84Mbps1,349
4irumo89.01Mbps173.82Mbps32.65Mbps105.81Mbps34.55Mbps42.30Mbps49
5Y!モバイル88.79Mbps119.66Mbps62.28Mbps87.55Mbps53.91Mbps138.18Mbps914
6J:COM MOBILE88.39Mbps51.89Mbps21.70Mbps23.64Mbps138.81Mbps126.94Mbps37
7ahamo84.68Mbps95.84Mbps48.94Mbps91.88Mbps60.26Mbps81.18Mbps1,396
8HISモバイル 76.33Mbps123.98Mbps28.14Mbps84.50Mbps195.54Mbps85.95Mbps126
9LINEMO65.51Mbps78.46Mbps57.07Mbps70.97Mbps49.90Mbps61.57Mbps594
10NUROモバイル63.60Mbps86.47Mbps35.16Mbps69.31Mbps54.16Mbps58.40Mbps514
11y.u mobile50.40Mbps82.44Mbps32.99Mbps28.48Mbps44.84Mbps64.46Mbps158
12IIJmio48.52Mbps60.60Mbps15.39Mbps39.99Mbps53.39Mbps60.46Mbps762
13日本通信SIM46.97Mbps69.00Mbps12.06Mbps46.96Mbps60.03Mbps90.20Mbps607
14mineo45.23Mbps66.42Mbps16.84Mbps39.95Mbps33.81Mbps50.14Mbps985
15イオンモバイル40.72Mbps49.39Mbps2.64Mbps60.20Mbps47.37Mbps51.63Mbps78
データ参考元:「みんなのネット回線速度」より直近3か月データ(2024年2月25日時点)
時間帯詳細: 朝5:00~8:59、昼12:00~12:59、夕方16:00~18:59、夜20:00~22:59、深夜0:00~4:59

なおここでは、下りのデータ通信のデータしか参照していません。なぜならば上りのデータは普段使いではあまり使わない、またキャリアごとに大きな差がでない(どこもだいたい20Mbps~10Mbps)ためです。

  • 上りのデータ通信とは
    上りのデータ通信はデータを送信するときの通信です。LINEのメッセージの送信、メール送信、動画ファイルをyoutubeへアップロード、オンライン会議といった使い方で上りのデータ通信が発生します。普段使いでは上りのデータ通信はほとんど使いません。
  • 下りのデータ通信とは
    下りのデータ通信はデータを受信するときの通信です。LINEのメッセージの受信、メール受信、Web閲覧、SNSの閲覧、youtube視聴といった使い方でデータ通信が発生します。通信速度を比較する場合は、普段使いで多用する下りの通信速度で比較します。

快適に使える通信速度の目安

下りの通信速度が50Mbpsといってもピンとこないと思います。どういった利用でどのくらいの通信速度が必要になるのか以下の表にまとめました。

利用用途下り上り
メール・LINEテキストのみ:1Mbps
通常:3Mbps
テキストのみ:1Mbps
通常:3Mbps
SNS(X・Instagram)3Mbps1Mbps
Webサイトの閲覧通常:3Mbps
画像が多い場合:10Mbps
1Mbps
動画視聴標準画質:3Mbps
高画質:5Mbps~
4K画質:20Mbps~
1Mbps~
動画投稿・送信10Mbps~
オンライン会議1Mbps~1Mbps~
オンラインゲーム30Mbps~100Mbps30Mbps~
※ データ参考元:Android Magazine「スマホの回線速度で使われる「Mbps」とは? 快適に利用できる目安、遅くなる原因と速度の改善策を紹介」

最低3Mbpsもあれば十分普段使いが出来るくらいの通信速度で、10Mbpsもあると十分快適に通信できる速度といえます。

そして上の「格安SIMの下り平均速度ランキング」を見ていただくと全ての格安SIMは余裕で10Mbpsは超えていることがわかると思います。つまり今の格安SIMは普通に使う分には全く問題ありません。

一方でお昼の時間帯の通信速度を見てください。他の時間帯の通信速度と比べると明らかに遅くなっていることがわかります。
そのため、格安SIMの通信速度を気にする場合は、お昼の時間帯の通信速度も確認すると良いでしょう。

通信速度が遅くなる原因

今までの説明で通常の格安SIMの利用では通信速度は問題ない、けれども一部の条件で通信が遅くなることがある、ということはご理解いただけたと思います。

では、なぜ通信速度が遅くなることがあるのか?について解説します。

通信速度が遅くなる原因

  • 通信の混雑による速度制限
  • スマホを使用する場所
  • データ通信量の超過による速度制限

※参考:Android Magazine「スマホの回線速度で使われる「Mbps」とは? 快適に利用できる目安、遅くなる原因と速度の改善策を紹介」

お昼に遅くなる原因は、通信の混雑によるものです。特にMVNOの場合はMNOからネットワークをレンタルしているため混雑時は遅くなります(MNOのユーザーが優先されるため)。

地下やビルの高層階など電波が届きにくい場所では、データ通信がつながりにくくなり通信が遅いと感じることがあります。これは電波の特性によるもので、MNOとMVNOに差はありません。しかし上記の混雑と組み合わさることで一気に通信速度が遅くなります。

最後にデータ通信量の超過による速度制限です。契約しているデータ通信量を超過すると一切データ通信が出来なくなるわけではなく非常に遅くなります。
データ通信量を超過したときのデータ通信速度は格安SIMごとに異なりますが、ほとんど使えなくなると考えた方が良いでしょう。

データ通信と音声通信の違い

格安SIMを申し込む時に「音声SIM」「データSIM」など音声通信ありのSIMにするかデータ通信のみのSIMにするかを選ぶ必要があります。
それぞれのSIMと使える機能の違いは以下の通りです。そこまで複雑ではありません。

音声通話SIMデータSIMデータSIM+SMS
電話××
データ通信
SMS×
SIMの違いによる利用できる通信機能の一覧
  • 電話
    電話とは、電話番号を利用して遠隔で通話するする機能です。
  • データ通信
    データ通信とは、通常のアプリ、SNS(X、Instagramなど)、Web閲覧(safari、GoogleCromeなど)を利用するためのデータを通信する機能です。
  • SMS
    SMSとは、電話番号を利用してショートメッセージを送受信する機能です。

これらのSIMを選ぶ時の注意事項は、契約した後にSIMの種類を変更するとSIMのカード自体の交換やeSIMの設定変更を行う必要が出てきます。
その他にもプラン変更手数料やSIMの発行手数料が必要になる可能性があるため注意が必要です。

音声通信SIMがおすすめの人

  • 格安SIMをメインのスマホにする人

データSIMがおすすめの人

  • タブレット端末に使いたい人
  • サブのスマホを使いたい人

データSIM+SMSがおすすめの人

  • データ通信に加えてSMSの利用が必要な人
  • SMSの認証を使う可能性がある人

※SMSは電話番号を用いた認証に使われることがあります。そのためSMSはアプリの認証などで必要になる可能性があります。
もちろんメインのスマホがある場合そちらで認証することは可能です。

音声通話SIMとデータSIMの違いは、「電話回線を利用した音声通話ができるか」になります。ただし、データSIMの場合アプリを利用した通話(LINEやTeamsなど)は可能です。

メインで使っているスマホを格安SIMに乗り換えるのであれば音声通信SIMを選んでおけば間違いありません。

4Gと5Gって結局どっちがいいの?

一時期5Gより4Gの方が速いと言われることがありました。それはなぜか?答えは単純で5Gの基地局がまだ少なく5Gがつながりにくい場所では、5Gと4Gを切り替えながら通信するため結果として遅く感じることがあった、というのが理由です。

しかし、近年5Gの基地局の数は十分増えてきましたので以前のように5Gって意外と遅い?つながりにくい?ということはなくなるでしょう。

データ参考元:総務省
「令和3年度携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の評価結果の概要」
「令和4年度携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果の概要」

過去1年で5Gの基地局の数は倍以上に増えています。今後も各キャリアは基地局の数を伸ばしていくと思いますので、5Gの通信品質は向上していくと考えられます。

また4Gと5Gの違いは以下の通りです。

4Gと5Gの違い

  • 通信速度
    5Gは4Gの10倍以上の通信速度になると言われています
  • データ通信の遅延
    5Gは4Gの1/10まで通信の遅延が短縮されると言われています
  • 同時接続できる端末の台数
    5Gは4Gと比べて10倍近く同時に端末が接続できるようになると言われています

まとめると5Gになることで4Gに比べ通信速度が速くなり遅くなりにくくなるといえます

格安SIMを選ぶ時に5Gがオプションについていることがありますが、基本的にどの格安SIMも無料で5Gは利用できます。

すでに十分5Gの基地局は増えたため4Gの方が速いということはほとんどなくなったはずです。
そのため自分のスマホが5Gに対応していれば迷わず5Gを利用してしまって問題ありません。

ただし山の奥や離島など特殊な環境下においては一部4Gの方が速い可能性はあります。

格安SIMのサポートの考え方

格安SIMはオンライン販売が主流で店頭がないからサポートが弱い、と考えている人が多いと思います。
しかし、実はそんなことありません!近年オンラインサポートが充実してきており、そこまで心配する必要はありません!

近年は以下の2つの方向で格安SIMのサポートが充実してきています。

  • オンラインサポートが手厚い
  • 店舗でサポートを受けられる格安SIMもある

オンラインサポートが手厚い

まずオンラインサポートでは、以下の方法でサポートが受けられるところが大半です。

オンラインサポートの種類

  • オンライン通話サポート(画面共有あり)※パソコンかタブレットで接続する必要あり
  • 電話サポート
  • チャットサポート
  • メールサポート

すべての格安SIMでこれらの方法でサポートにつなぐことが出来るわけではないのでサポートを気にする方は事前にどのようにサポートを受けることが出来るかは確認するようにしましょう。格安SIMも店頭がない分サポートが劣ることは認識しており、その穴埋めをしようと、電話の受付を年中無休で受け付けたり、画面共有をしながら案内できるようにしたりとオンラインサポートをだいぶ手厚くしています。

店舗でサポートを受けられる格安SIMもある

また最近は少しずつですが店舗がある格安SIMも増えてきています。比較的店舗数が多くサポートが受けやすい格安SIMを以下表にまとめました。

格安SIM名新規契約機種変更契約後サポート※
楽天モバイル
Y!モバイル
UQモバイル
mineo
IIJmio×
イオンモバイル
※「契約後のサポート」は格安SIMによって対応範囲が異なります

ただ、格安SIMではスマートフォンの操作などサービス外のことまでサポートしている格安SIMはほとんどありません(一部有料サポートはあります)。そのためスマートフォンの操作に不安がありサポートを受けたいといったような、希望がある場合は格安SIMではなく大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と契約したほうが安心でしょう。

私も過去契約周りで何度かサポートへ電話で問い合わせたことがありますが、特段困ることもなくすぐに対応してもらった記憶があります。普通にスマートフォンの操作を出来る人であればそこまで格安SIMのサポートを不安視しなくても大丈夫です!

格安SIMのおすすめ機能・オプション・キャンペーン

格安SIMはシンプルなプランが多く余計な機能やオプションが入っていないことがほとんどです。しかし各社差別化を計るためいくつか便利な機能やオプションを備えていることがあります。

ぜひ知っておいて欲しいおすすめの格安SIMの便利機能とオプションをご紹介します!

また、格安SIMではよくキャンペーンを行うこともあります。少しでもお得に契約するためにはある程度格安SIMのキャンペーンについて理解しておくと良いでしょう。
格安SIMのキャンペーンの種別とおすすめの購入時期についてもご紹介します!

データ通信量の繰り越し

データ通信量の繰り越しは、その名の通り当月に余ったデータ通信量を翌月に繰り越すことができる機能です。
例えば、5GBの契約をしており実際使用したデータ通信量は4GBで1GB余ったとします。この場合、余った1GBを翌月に繰り越し、翌月は6GBまで利用できるようになるというものです。

毎月の使用するデータ通信量が一定であれば良いのですが、外出した回数で月ごとにデータ通信の使用量に差が出てくると思います。あまり外出しなかったときに余ったデータ通信量を繰り越せるこの機能はあると大変便利です。

しかし、意外とこのデータ通信量の繰り越し機能を備えている格安SIMは少ないです。このデータ通信の繰り越し機能を備えている主要な格安SIMを下の表にまとめてみました。

格安SIM名繰り越しの有効期限
UQモバイル翌月末
Y!モバイル翌月末
mineo翌月末
NUROモバイル翌月末
IIJmio翌月末
イオンモバイル翌月末
J:COMモバイル翌月末
y.u mobile無期限(100GBまで)
※データ参照元:格安SIM各社の公式サイトよりSIMNAVIが調査

このデータ通信量の繰り越し機能は無料で提供されています。

やはりあると嬉しい機能ですが、必須かどうかといわれると難しい機能です。
まずは通信速度と料金を軸に格安SIMを選び、最後の比較でこういった機能で差をつけて考えると良いでしょう。

こんな人におすすめ

  • 毎月データ通信量を使いきれない人
  • たまに旅行などでたくさんデータ通信を使う人

ただし、データ通信量が余るということは本来そこまでデータ通信を利用していないことになるため、どうしてもデータ通信量が足りない!というときは追加で1GB購入することが出来ます。普段は安く抑えて、必要なときは購入する、という考え方もお得にすることが出来ますので考え方次第かもしません。

筆者の利用紹介

ちなみに筆者は現在(2024年3月)IIJmioを使用しており、このデータ繰り越し機能によってデータ通信量があふれている状態が続いてしまっています笑

たまにデータ通信量を多く使う月もありますが、それよりも繰り越しているデータ量の方が多いのです。私の場合ギガプランの5GBを契約しているのですがすでに毎月5GB繰り越してしまっていて毎月10GBまで利用できるようになってしまっています。

正直私の場合はここまで利用しないので、もう少しデータ通信量を少なくして更に料金を安くできないかとまた乗り換えを検討しています。

ただIIJmioは5GBで月額990円(この時点でかなりコスパがいいのです)、更にこのデータ繰り越し機能をはじめとした様々な便利機能も搭載されているので、乗り換え先に悩んでしまっています。嬉しい悲鳴ですね。

データシェア機能

データシェア機能は、複数人でデータ通信量を共有することができる機能のことです。
そもそもプランとして複数人で共有するプランと、同一契約内でデータ通信量を分け与えあうことが出来るプランと2種類があります。

データシェア機能の良いところは、データ通信量は多ければ多いほど1GBあたりの料金は安くなるため、複数人で大容量を契約することで一人当たりのデータ通信量の金額を下げることが出来ます。
一方でデメリットとしては、複数人でデータ使用量を確認しなければならないため共有している人たちで利用量を調整する手間があります。

ただこのデータシェア機能を提供している格安SIMは、数が少ないため選択肢が少ないといったデメリットがあります。

格安SIM名シェアできる人数料金条件
IIJmio最大10人無料同一契約内でシェア可
イオンモバイル最大5人2~3人目:220円
4~5人目:440円
同一契約内でシェア可
mineo最大10人無料条件なし
※データ参照元:格安SIM各社の公式サイトよりSIMNAVIが調査

こんな人におすすめ

  • 家族で格安SIMを利用する人
  • 毎月のデータ通信の利用量が変わる人

IIJmioとイオンモバイルは同一契約内でしかシェアができませんが、mineoは「シェアメンバー」に登録してしまえば誰とでもデータ通信量を分け合うことができます。
データシェアが出来るとこれも柔軟にデータ通信を利用することができるので便利な機能ですね。

通話かけ放題

格安SIMによっては通話かけ放題のオプションを用意しているところもあります。この通話かけ放題のオプションは有料となっていることがほとんどです。

また現在主流の通話かけ放題オプションは5分かけ放題となっており、5分は1回の通話時間を表しています。通話合計時間ではないので、何回かけても5分以内ならかけ放題というのがうれしいですね。

ちなみにですが、日本の平均通話時間は約4分15秒です。そして日中帯は通話時間は短く深夜帯は通話時間が長い傾向にあります。
深夜の長電話はLINEなどのアプリを利用すれば無料で通話できますので、日中帯の通話時間だけに着目すると5分の通話かけ放題があれば十分そうだと言えます。というより5分あっても長いかもしれませんね。
この平均通話時間を参考に5分通話かけ放題のオプションが作られたのでしょう。

平均通話時間6時~20時の
平均通話時間
20時~6時の
平均通話時間
約4分15秒約2分45秒約6分53秒
データ参考:総務省「令和2年 情報通信白書」のデータを元にSIMNAVIにて集計

また以下の表に格安SIMの通話かけ放題オプションの料金を比較してみました。

格安SIM名5分かけ放題10分かけ放題無制限かけ放題条件
楽天モバイル無料アプリ利用
ahamo無料1,100
irumo8801,980
povo5501,650
LINEMO5501,650
UQモバイル5508801,980コミコミプラン以外
Y!モバイル8801,980
mineo5501,210
IIJmio5007001,400
日本通信SIM3901,600シンプル290プランの場合
NUROモバイル4908801,430
HISモバイル5001,480
J:COMモバイル500
イオンモバイル5509351,650
y.u mobile5501,400アプリ利用
※データ参照元:格安SIM各社の公式サイトよりSIMNAVIが調査

もうすでに各社すべてでかけ放題オプションが用意されていました。よく通話をする人に取ってはありがたいですね。

そしてかけ放題オプションを付けるうえで注意したいことが一つあります。それは全ての通話にこのかけ放題オプションが適用できるわけではないことです。
以下のような通話の場合、通話かけ放題の対象外となるため注意しなければなりません

通話かけ放題の対象外

  • 110/119などの緊急通報
  • 3桁番号、4桁番号
  • フリーダイヤル、ナビダイヤルなどの電話サービス
    (0120、0800、0180、0570、0990から始まる電話番号への電話)
  • 国際電話、海外での電話
  • その他各社で指定している特定の電話番号

筆者の利用紹介

筆者はこの通話かけ放題オプションは利用していません
というのも意外に問い合わせするときの電話はナビダイヤル(0570からは始まる電話番号)になることが多く、通話かけ放題オプションの対象外となるからです。

特に以下の月では、通常の通話は1回もせずナビダイヤル宛の電話だけでした。
こうなると通常の通話をしなかったとしてもかけ放題オプションの金額がかかってしまうため余計に料金がかかってしまうところでした。

通常の電話をよくするかしないかで通話かけ放題オプションをつけるか判断しましょう

550円で何分通話できる?

一回の通話が5分までの通話かけ放題オプションはだいたい550円であることが多いです。
では、550円で何分通話できるのでしょうか?

答えは「25分」です。

1分あたり22円の格安SIMがほとんどです。そのため、550円あれば25分通話できることになります。
通話時間の考え方は30秒の切り捨てになるため実際はもう少し短くなると思います。

1か月で合計25分以上通話する人は、かけ放題オプションを付けた方がお得になりますのでぜひ参考にしてください!

※MNOの場合、通話料は1分44円(30秒22円)です。つまり550円で12分30秒となります。通話かけ放題オプションはMNOの方がよりお得です。

キャンペーンの活用

格安SIMはよくキャンペーンを行っていることがあります。キャンペーンを活用することでお得に格安SIMを利用できますのでぜひ狙えるようであればキャンペーンも活用しましょう!

キャンペーンは、以下の5つの分類に分けられます。

  1. キャッシュバック還元
  2. 月額料金割引
  3. 端末割引
  4. 事務手数料無料
  5. データ容量追加

④事務手数料無料と⑤データ容量追加は、金額で考えるとあまり大きくありません。できれば①キャッシュバック還元②月額料金割引③端末割引のキャンペーンを活用したいです。

私の個人の経験に基づく指標ですが、キャンペーンに5,000円以上の価値があるのであれば十分活用すべき(そのタイミングで契約すべき)と考えています。

例えば、月額料金が990円で半年間だけ無料になるキャンペーンだと約6,000円の価値があります。
このキャンペーンの場合、私でしたらすでにお得と考えて他のキャンペーンは待ったりせずにすぐに乗り換えます。
今まで格安SIMのキャンペーンはいくつか見てきましたが、キャッシュバック還元や月額料金割引のキャンペーンを利用できると直接お得を感じられるのでおすすめです。

一方で、キャンペーンを一切やっていない格安SIMもあります。そういった格安SIMの場合すでに料金が最安値に近い場合が多いです。(キャンペーンにコストを割いていないため)
そのためキャンペーンを一切やっていない格安SIMを狙って契約する考えもアリだと思います。

また一点注意いただきたいのが、キャンペーンを狙いすぎるがあまり格安SIMへの乗り換えを見逃すことだけはご注意ください。
いいキャンペーンがないからといって少し待っていると、気づいたら半年が過ぎていたということはよくあります。
特に初めの乗り換えの場合、キャンペーンはついてきたらラッキー程度に考えてしまうと良いでしょう。

ココが大事!失敗しない格安SIM選びの最重要ポイント5選

格安SIMを選ぶ時のポイントは、自分が普段使うデータ通信量と自分が求める通信速度です。

格安SIM選びの最重要ポイント

このデータ通信量と通信速度でだいたい2-3種類程度に絞り込むことができます。

データ通信量は、簡単で毎月自分が利用している通信量から判断しましょう。
通信速度は、少しでも通信速度が遅れるのが嫌な人はMNOが運営している格安SIMを選び、多少の通信速度の遅延は許容しそれよりも安くしたい人はMVNOが運営している格安SIMを選ぶと良いでしょう。

これで数社に絞り込むことが出来ます。あとは各格安SIMの機能・オプションや細かい値段差で決めると良いでしょう。

また他にも格安SIMを決めたとしても、契約するときに決めなければならないポイントがあります。特に重要なのは次の3つです。

格安SIMを申し込むときのポイント

この契約時のポイントは知識がないと選ぶことが難しいです。それぞれ詳しく解説しますのでそれをぜひ参考にしてください!

データ通信量の選び方

筆者の月々のデータ通信の利用量(IIJmio会員ページより)

データ通信量は、今契約しているキャリアの会員ページから確認しましょう。
各社一覧で確認できるようになっています。
iPhoneやAndroidの設定画面からも確認できますが、キャリアの会員ページの方がはるかにわかりやすいです。

なお、上図の筆者の利用量だと毎月2GB~5GB程度利用しています。だいたい4GBあれば十分で、たまに多く使う月だけ1GBと追加すれば足りそうだといえます。

このように今利用しているデータ通信量から自分にあったデータ通信量を選択しましょう
また、参考として通信速度ランキングもこちらに掲載してますので悩んだ際に参考にしてください。

通信速度の選び方

通信速度はまずMNOかMVNOにするかでざっくりと決めることができます。

MNOの特徴

  • 自身の設備のネットワークを使っているため、通信速度が速くてつながりやすい
  • 自身で通信設備を用意・維持しなければならずコストがかかるため、料金が高い

MVNOの特徴

  • 自身で設備を用意する必要がないため、料金が安い
  • ネットワークはレンタルしているため、混雑時は遅延するなど制約があり通信速度が遅いときがある

少しでも通信速度を早くしたい場合はMNOが運営している格安SIMを、少しでも安くしたい場合はMVNOが運営している格安SIMを選ぶとよいでしょう。

MNOが運営している格安SIMがおすすめの人
  • 外出時のお昼(12:00-13:00)もよくスマホを利用する人
  • 通信速度の遅延が気になる人
MVNOが運営している格安SIMがおすすめの人
  • 外出時のお昼(12:00-13:00)はあまりスマホを利用しない人
  • 多少の通信速度の遅延は許せる人
  • とにかく安くスマホを使いたい人

そして、初めて格安SIMに乗り換えを検討していてどのくらいMVNOが遅いかわからず躊躇している方は、まずはMNOが運営している格安SIM(特にahamo、povo、LINEMO)に乗り換えることをおすすめします。
このMNOが運営している格安SIMであれば、大手キャリアと通信品質は変わらないため通信速度が遅く後悔したりすることはありません!
まずは現状より少しでも安くしましょう!一度乗り換えてしまえばまた乗り換えることは簡単なので、キャンペーンを活用して更にMVNOへの乗り換えを考えることをおすすめします。

機能・オプションの選び方

機能・オプションの一覧

  1. データ通信量の繰り越し
  2. データシェア機能
  3. 通話かけ放題
  4. キャンペーンの活用

通信速度とデータ通信量から格安SIMを選んだあとは、自分の使いたい機能・オプションがあるか、お得なキャンペーンがあるかで選んでよいでしょう。

データ通信量繰り越し機能がおすすめの人
  • 毎月のデータ通信の利用量が変わる人
  • たまの旅行などの外出でスマホをよく利用する人
データシェア機能がおすすめの人
  • 家族で格安SIMを利用する人
  • 毎月のデータ通信の利用量が変わる人
通話かけ放題オプションがおすすめの人
  • 通常の電話をよくかける人
    MVNOの5分かけ放題の場合:一か月合計で25分以上電話する人
    MNOの5分かけ放題の場合:一か月合計で12.5分以上電話する人
  • 毎月のデータ通信の利用量が変わる人
おすすめのキャンペーン
  • キャッシュバック還元、月額料金割引、端末割引
  • 金額換算で5,000円以上のメリットがあるキャンペーン

ただ、これらの機能・オプションは必須というわけではなく、あればラッキー程度に捉えると良いでしょう。
機能・オプションは、データ通信量と通信速度から自分にあったものを選択していれば大きく後悔することはありません。ここまで来たらあとは好みで選んでしまって問題ありません。

通信回線の選び方

通信回線「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」は、どれを選んでも大きな違いはないため、完全に自由に選んでしまって問題ありません。

しかし、注意しなければならないのは、「eSIMの対応有無」「SIM発行手数料」です。格安SIMごとにこの二つは異なる可能性があるため、回線を選ぶ前に事前に確認するようにしましょう。

格安SIM名eSIMの対応有無
ドコモ回線au回線ソフトバンク回線楽天回線
楽天モバイル
ahamo
irumo
povo
LINEMO
UQモバイル
Y!モバイル
mineo
IIJmio
日本通信SIM
NUROモバイル
HISモバイル
J:COMモバイル
イオンモバイル
y.u mobile
※データ参照元:格安SIM各社の公式サイトよりSIMNAVIが調査
格安SIM名SIM発行手数料
ドコモ回線au回線ソフトバンク回線楽天回線
楽天モバイル無料
ahamo無料
irumo無料
povo無料
LINEMO無料
UQモバイル無料
Y!モバイル無料
mineo440440440
※eSIM未対応
IIJmio433.4SIMカード:446.6円
eSIM:220円
日本通信SIM無料
NUROモバイル440
※一部プランは無料
440
※一部プランは無料
440
※一部プランは無料
HISモバイル無料
J:COMモバイル無料無料
イオンモバイル無料無料
y.u mobile440
※データ参照元:格安SIM各社の公式サイトよりSIMNAVIが調査
※SIM発行手数料は契約時の事務手数料とは別に発生するもののみ記載しています

eSIMを使いたい方は当然eSIM対応の回線を選択する必要があります。一方でSIM発行手数料は差があるのはIIJmioだけなのでそこまで気にしなくても問題ありません。

SIMカードとeSIMの選び方

格安SIMを契約するときに選択しなければならないのは、SIMの形式です。
大きくSIMカードとeSIMの二種類があります。
断然おすすめはeSIMです!自分が使っているスマートフォンがeSIMに対応しているか調べる必要がありますが、対応しているのであればぜひeSIMをおすすめします。

SIMカードの特徴

  • SIMカードをスマホに差し込む必要がある
  • 場合によっては契約終了後に返却する必要がある
  • SIMカードを郵送するため利用開始まで時間がかかる
  • ほとんどのスマホが対応してる

eSIMの特徴

  • プロファイルをダウンロードする必要がある(設定時にwifi回線が必要)
  • 本人確認さえ完了すればすぐに利用可能
  • 最近のスマホのみ対応している

私がeSIMをおすすめする理由は、乗り換えがしやすいからです!
特にSIMカードが郵送されるまで待たなくて良いですし、プロファイルをダウンロードすればすぐに開通もできます。SIMカードのスロットも開ける必要がないので非常に楽です。

ただ、eSIMには設定の難易度が高いというデメリットがあります。
しかし最近の格安SIMではeSIM設定用のアプリを用意しており、アプリの画面に従うだけで設定を完了することができます。もちろん設定用のアプリがなくともeSIMの設定はできませんが不慣れな方にはあると便利ですね。

格安SIM名eSIM簡易設定アプリの有無
楽天モバイル
ahamo×
irumo×
povo
LINEMO
UQモバイル
Y!モバイル
mineo×
IIJmio×
日本通信SIM×
NUROモバイル×
HISモバイル×
J:COMモバイル×
イオンモバイル×
※データ参照元:格安SIM各社の公式サイトよりSIMNAVIが調査

もしこのeSIM簡易設定アプリを利用しないでeSIMのプロファイルを設定する場合は、QRコードを読み込みeSIMのプロファイルをダウンロードしスマートフォンの設定画面でeSIMの設定を行う流れになります。

また主要製品のeSIMに対応している機種を載せておきます。自分が使っているスマホがeSIM対応なのかどうかをぜひ確認してみてください!

Q
iPhoneのeSIM対応機種
  • iPhone 15 Pro Max
  • iPhone 15 Pro
  • iPhone 15 Plus
  • iPhone 15
  • iPhone 14 Pro Max
  • iPhone 14 Pro
  • iPhone 14 Plus
  • iPhone 14
  • iPhone 13 Pro Max
  • iPhone 13 Pro
  • iPhone 13
  • iPhone 13 mini
  • iPhone 12 Pro Max
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12
  • iPhone 12 mini
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11
  • iPhone XS Max
  • iPhone XS
  • iPhone XR
  • iPhone SE(第3世代)
  • iPhone SE(第2世代)
Q
Androidの代表的なeSIM対応機種

Samsung

  • Galaxy Z Fold5 SC-55D
  • Galaxy Z Flip5 SC-54D
  • Galaxy A54 5G SC-53D
  • Galaxy S23 Ultra SC-52D
  • Galaxy S23 SC-51D
  • Galaxy A23 5G SC-56C
  • Galaxy Z Fold4 SC-55C
  • Galaxy Z Flip4 SC-54C

FCNT

  • arrows N F-51C

Sony

  • Xperia 5 V SO-53D
  • Xperia 10 V Fun Edition SO-52D
  • Xperia 10 V SO-52D
  • Xperia 1 V SO-51D
  • Xperia 5 IV SO-54C
  • Xperia 1 IV SO-51C

Google

  • Google Pixel 8 Pro
  • Google Pixel 8
  • Google Pixel Fold
  • Google Pixel 7a

SHARP

  • AQUOS sense8 SH-54D
  • AQUOS wish3 SH-53D
  • AQUOS R8 SH-52D
  • AQUOS R8 pro SH-51D
  • AQUOS sense7 SH-53C
  • AQUOS R7 SH-52C

OPPO

  • OPPO A79 5G
  • OPPO Reno10 Pro 5G
  • OPPO Reno9 A
Q
iPadのeSIM対応機種
  • 11インチiPad Pro(第4世代)
  • 11インチiPad Pro(第3世代)
  • 11インチiPad Pro(第2世代)
  • 11インチiPad Pro(第1世代)
  • 12.9インチiPad Pro(第6世代)
  • 12.9インチiPad Pro(第5世代)
  • 12.9インチiPad Pro(第4世代)
  • 12.9インチiPad Pro(第3世代)
  • iPad Air(第5世代) iPad Air(第4世代)
  • iPad Air(第3世代) iPad(第10世代)
  • iPad(第9世代) iPad(第8世代)
  • iPad(第7世代)
  • iPad mini(第6世代)
  • iPad mini(第5世代)

【後悔しない!】失敗しないためのチェックポイント5つ

格安SIMの普及から始まり、ワンストップMNPやeKYCなどの技術活用により格安SIMはとても乗り換えやすくなりました。
とはいっても格安SIMに乗り換えて後悔しないようにしたいですよね。
格安SIMに乗り換えても後悔しないための見落としがちなチェックポイントを5つご紹介します!

通信遅延が気になる人は「通信速度」

繰り返しになりますが、通信速度はやはり格安SIMに乗り換えた後に気になるポイントです。
特に格安SIMに乗り換えた人たちへのアンケートでは格安SIMに感じる一番のデメリットは「速度・電波」となっています。
MVNOの場合はMNOにすることで通信速度を改善することはできます。しかしMNOの場合は「ahamo」「povo」「LINEMO」の3つの回線を変える程度しかできません。
※MNOとMVNOの解説は本記事の上部で解説しています

データ参照元:モバレコ「【2024年3月】格安SIM(スマホ)おすすめ18社の比較ランキング!

繰り返しになりますが、格安SIMを選ぶ上では通信速度を取るか、料金の安さを取るかどちらを最優先にするかを決めることが一番重要です。
この判断をしておくと乗り換えた後も納得できますのでぜひ見直してみて下さい。

また、参考として通信速度ランキングもこちらに掲載してますので悩んだ際に参考にしてください。

乗り換えが完了するまでの時間

格安SIMの乗り換えは、格安SIMの申し込みをしただけですぐ乗り換えが完了するわけではありません。
意外にも新しい格安SIMでスマホが使えるようになるまでは時間がかかるので注意してください。

乗り換えが完了するまでの一連の流れは以下のようになります。

格安SIMの申し込み

まず初めに格安SIMを申し込みます。ここでプラン・オプションの選択、MNPの手続きなどを行います。

本人確認

申し込み後、格安SIMで本人確認を行います。
ここで通常数日かかります。

しかし、最近はeKYC(電子本人確認)により本人確認の時間が短縮され最短で当日確認が完了することもあります。

本人確認後、格安SIMよりSIMカードが発送されます。到着まで数日かかります。

またSIMカードの発送もeSIMの場合、郵送が必要ありません。データをダウンロードすればSIMの設定が完了するため、eSIMを利用することでこちらも時間を短縮することができます。

開通手続き

本人確認完了後、またSIMを受け取り後にSIMの設定と合わせて開通手続きを行います。開通手続きを行うことで昔の回線が閉じ(解約が完了)、新しい回線で通信できるようになります。
開通手続きはだいたい5分~10分もあれば簡単に完了することができます。
ただし、慣れていないと難しいため格安SIMの開通手続きの手順をしっかり確認しながら進めましょう。

この開通手続きのことをAPN設定といいます。この作業を行わないと契約が開始しないため、月末の場合は注意が必要です。

格安SIMを申し込んだらすぐに使えるわけではありませんので注意してください。
特に二重支払いを避けるために月末に昔の回線を解約しようとする場合は逆算して少し前には申し込んでおいた方が良いので注意が必要です。

見落としがちな手数料

格安SIMにはいくつか初期費用がかかります。ただ格安SIMによっては無料になっていることもありなかなかわかりづらいため注意が必要です。

ざっと契約時の手数料は0円~4000円程度になると覚えておくと良いです。この手数料がかかる格安SIMほどキャンペーンをやっていることが多く、キャンペーンによる割引(キャッシュバック)と手数料を相殺するように考えるといいでしょう。

また契約時の手数料と同時に解約手数料も押さえておきましょう。しかし近年の法改正により解約手数料はほとんど支払わなくても良いキャリアが増えています。今後は解約時の費用は考慮しなくてもよくなるかもしれませんね。

契約時の手数料

格安SIM名契約事務手数料SIM発行手数料
SIMカードeSIM
楽天モバイル無料
事務手数料に含まれる

事務手数料に含まれる
ahamo無料
事務手数料に含まれる

事務手数料に含まれる
irumo無料
※ドコモショップで3,850円

事務手数料に含まれる

事務手数料に含まれる
povo無料
※6回線以降3,850円

事務手数料に含まれる

事務手数料に含まれる
LINEMO無料
事務手数料に含まれる

事務手数料に含まれる
UQモバイル3,850円
※事務手数料に含まれる

※事務手数料に含まれる
Y!モバイル無料
※店舗で3,850円

※事務手数料に含まれる

※事務手数料に含まれる
mineo3,300円440円440円
IIJmio3,300円433円-446円
※回線により異なる
220円-433円
※回線により異なる
日本通信SIM3,300円
※事務手数料に含まれる

※事務手数料に含まれる
NUROモバイル3,300円440円440円
HISモバイル3,300円
※事務手数料に含まれる

※事務手数料に含まれる
J:COMモバイル3,300円
※Aプランオンライン申し込みのみ無料

※事務手数料に含まれる

※事務手数料に含まれる
イオンモバイル3,300円
※事務手数料に含まれる

※事務手数料に含まれる
※データ参照元:格安SIM各社の公式サイトよりSIMNAVIが調査

解約時の手数料

格安SIM名契約解除料
楽天モバイル無料
ahamo無料
irumo無料
povo無料
LINEMO無料
UQモバイル無料
Y!モバイル無料
mineo無料
IIJmio無料
※最低利用期間(契約月の月末まで)あり
日本通信SIM無料
NUROモバイル無料
HISモバイル無料
J:COMモバイル無料
イオンモバイル無料
※データ参照元:格安SIM各社の公式サイトよりSIMNAVIが調査

MNOは契約手数料は無料、MVNOは契約手数料が3,300円かかります。

MNOは初期費用がかからないため、非常に乗り換えやすいです。通信速度も大手キャリアと変わらないため初めての乗り換え先として最適ですね!

一方MVNOの3,300円という契約手数料は、3GBの月額通信料はだいたい990円であることが多い為、約3か月分の月額通信料といえます。ぜひキャンペーンを活用するなどして実質費用は抑えたい所です。意外に油断して見落としがちな費用なので確認するようにしましょう。

また解約時の手数料は何度も改訂がされており、結果として解約時の手数料や違約金、MNP予約番号の発行手数料などが全て無料になりました。解約手数料は考慮不要なのでありがたいです。昔に比べて格安SIMへの乗り換えがしやすくなりましたね!

格安SIM専門家
格安SIM専門家

MNP予約番号の発行手数料は2021年4月のガイドライン「携帯電話・PHSの番号ポータビリティの実施に関するガイドライン」の改訂により無料となりました。またその後のMNPのワンストップ方式の申請方法が同ガイドラインの2023年5月の改訂により公開され、MNP手続きの簡略化が進みました。

国としてもスマホの通信サービスの乗り換え手続きにかかる費用をなくし、手続きを簡略化することにより各通信事業者の競争を推し進めていると言えるでしょう。

おかげで私たち消費者は、以前よりも安くスマートフォンを使うことが出来き、必要に応じて乗り換えもしやすくなったと言えます。ぜひこのメリットを最大限に活かしたいですね!

契約時と解約時の日割り計算の有無

契約時の月額料金が満額になるか日割りになるか、
解約時の月額料金が満額になるか日割りになるか、
によって月額料金が二重支払いになるかどうかが変わります。
これにより乗り換え時にかかる費用が変わってくるため気にすると良いでしょう。

現在は契約月は日割りになる格安SIMがほとんどです。しかし、解約月は月額料金が全額請求されてしまうところがほとんどです。
契約時と解約時の日割り計算は、各社あまり差がないためそこまで気にしなくても問題ありません。

二重支払いの仕組み

契約時・解約時の日割り計算の有無

格安SIM名契約月解約月
楽天モバイルデータ利用量に応じて満額データ利用量に応じて満額
ahamo日割り満額
irumo日割り満額
povo満額
※トッピング購入日から1か月
満額
LINEMO日割り満額
UQモバイル日割り満額
Y!モバイル日割り満額
mineo日割り日割り
IIJmio日割り満額
日本通信SIM満額
※月末計算ではなく契約時から1か月
満額
NUROモバイル無料
※契約月のみ無料
満額
HISモバイル満額満額
J:COMモバイル日割り日割り
イオンモバイル日割り満額
※データ参照元:格安SIM各社の公式サイトよりSIMNAVIが調査

解約時はほとんどの格安SIMで満額請求されてしまうため、乗り換えるときはなるべく月末に解約するようにしましょう!

契約時と解約時の二重支払いに関してはこちらの記事でも解説しています。

タイミングは考えるな!二重支払いを避ける格安SIMへの乗り換えタイミング解説!
タイミングは考えるな!二重支払いを避ける格安SIMへの乗り換えタイミング解説!

キャンペーンで安くなるオプションに注意!

格安SIMでは通話5分かけ放題のオプションが6か月間90%割引などのキャンペーンをよく開催していることがあります。
当然お得なのでこういったキャンペーンはぜひ活用したいですが、キャンペーン後もこういったオプションを継続して利用しない場合は、オプションを解約する必要があるため注意が必要です。

以下の図は筆者の通話定額5分がキャンペーンにより、455円のところ373円引きになっている明細です。結果として78円で通話定額5分のオプションを付けることが出来ています。

しかし、キャンペーンが終了するタイミングでオプションをキャンセルすることを忘れており、月額料金がかなり高くなってしまいました。

このようなことがないようにキャンペーンで安くなったオプションは期限が終わるタイミングで解約することを忘れないようにしましょう。

なお、忘れないようにする方法としてスマホのカレンダーの通知機能を活用することをおすすめします!
カレンダーに通知機能が付いていると思いますので、解約したい日の1日前に通知が届くように設定しましょう。
またカレンダーアプリの通知許可設定も必要になるため忘れずに!

格安SIM専門家
格安SIM専門家

私も過去キャンペーンでオプションを契約したことがあるのですが、その後お得な期間を過ぎた後に解約するのを忘れ結局キャンペーンの効果をそこまで受けなかったことがあります。

こういったキャンペーンでオプションも契約する場合は解約忘れに注意しましょう!!

まとめ

この記事ではデータ通信量ごとのおすすめと選ぶ時のポイントをご紹介しました。

また格安SIMに乗り換える前に知っておきたいポイントや選び方についてもご紹介しました。

格安SIM選びの最重要ポイント

格安SIMを申し込むときのポイント

ぜひこちらの記事を参考に格安SIMに乗り換えてみてください!

ここまで読んでいただいた場合格安SIMを選ぶ時のポイントを理解でき、自分に合った格安SIMを選べるようになっていると思います!ぜひ自分にぴったりな格安SIMを見つけてお得かつ快適にスマートフォンを利用してもらえればと思います。

また初めて格安SIMに乗り換えるときに着目したおすすめランキングも作成しています。初心者でも乗り換えやすいか?に注目してランキングを作成していますので合わせて参考にしてみてください。

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